◇SMIとは SMIはサクセス・モティベーション・インスティチュートの略で、本部はアメリカのテキサス州ウエイコ市に1960年にポール・J・マイヤーによって創立され、
目標に向って行動する人間の心"モティベーション"に関する多くのプログラムを開発、 24ヶ国語に翻訳され、80余ヶ国で活用されている、世界最大の能力開発組織です。 |
2019年末に発生した新型コロナによって、生活形態や労働のスタイルも大きく変化しました。企業の在り方や価値観も変わりました。そして、2022年の2月にはロシアがウクライナに侵攻し、世界の秩序が大きく揺らいでいます。しかし、そのように人類が大きな困難に直面した今も、人間の本質は全く変わっていません。大自然も宇宙の法則に従って何ひとつ変わることなく営まれています。歴史に目を向けると、人類がより良き社会を目指して積み重ねてきた普遍的価値観も、やはり変わることはありません。SMIのアイデアも人類の普遍的真理といわれます。当社は今後も、その普遍性ゆえに世界中で多くの実績を残してきたSMIのアイデアを、一人でも多くの人生にご活用頂き、そして一社でも多くの発展に寄与し、社会に貢献して参ります。 (有)サクセスギャランティー新潟 代表 小杉隆雄 |
〔あらゆる分野で、そして多くの組織でSMIイズムは求められ成長・発展してきました。〕
◇SMI創立者 ポール・J・マイヤー
《SMI創立者ポールJ・マイヤー》 | 《世界に羽ばたくSMI》 |
ポールJ.マイヤーは、人びとが自らの目標を達成するのを支援するために、数多くのプログラムを著しました。 マイヤーは、多くの著作物を世に出した著者の一人として名声を博しており、印刷・録音された彼の作品は5,000万部を超え、 雑誌・機関誌への寄稿記事も多数あります。 彼の功績については150人以上のさまざまな著者によって、書籍・雑誌などに引用されており、 「偉大なる成功者・ポールJ.マイヤーの人間学」が、日本で翻訳・出版されています。最近書かれた、ポールJ.マイヤーに関する書籍では、 与えることの勇気、人生のあらゆる分野での成功とその有意性を解説しています。 マイヤーがSMIプログラムで提唱する成功習慣は、 世界中で展開する彼の40以上もの会社で確立したビジネス上の経験と、マイヤー及びその家族の個人的な経験に基づいています。 ポールJ.マイヤーは、個人や組織の成功、セールズ、マネジメント能力開発などの世界的な権威として認められています。 マイヤーのプログラムは、「人びとを限りなく羽ばたかせる」というビジョンを実現することによって、数多くの人びとに素晴らしい影響を与えています。 ※2010年3月にハワイのマウイ島にてSMI創立50周年記念の世界大会が実施されました。 |
|
【今月のSMI雑感】 令和5年3月 「肩の手術はとにかく痛いですよ」!? 昨年の夏より痛めていた右肩の腱板が断裂し,手術することになった。新潟市の江南区にある亀田第一病院に4月11日に入院し翌12日に手術となった。2時間ほどの手術だった。全身麻酔だった。午後2時に看護師の「麻酔を入れます」の一言から2時間後の午後4時の「小杉さん手術は終わりましたよ」の一言迄、全く記憶はなく全ては終わっていた。 その手術の夜は体中に点滴の管や、心電図の配線、血圧の測定器が張り巡らされており、全く身動きがとれない状態で一晩中「うーうー」と唸っていた。全身を縛られる苦しさには言葉に表せないものがあった。妻が5年前、やはり同じ病院で右腕の良性の腫瘍を除去する手術をしていた。その時に同じ状態を経験していた。「あれは拷問と同じ。私はあの痛みを経験するのなら死んだほうがまし。もう絶対に手術はしない」といっていたのを思い出し、その時は少しオーバーだなと笑って聞いていたのだが、私もその言葉を否が応でも納得せずにはおれない状態になっていた。人間は経験しないと絶対に分からないことがあることをあらためて思い知った。 ■「肩の手術はとにかく痛いですよ」!? 私の痛みは同じ手術を受けた人達とは少し違っていた。同じ病棟には、同じ手術を受け腕を固定するための装具をつけた患者が大勢おられた。そしてその人達のほとんどが手術後も「とにかく痛くて痛くて」「二週間経っても中々痛みが取れなくて」と言っていた。ところが私は右肩の痛みは手術をした翌日よりほとんど無かった。確かに私も手術前に「とにかく肩の手術は痛いですよ」という言葉を、主治医の先生、看護師、リハビリの先生に何度も、何度も聴かされていたので覚悟をしていた。しかし手術後からあまり痛くない状態だったので、正直拍子抜けした。手術後の診察や検査の度に看護師や先生に何度も「痛くないですか」と聞かれたが、「痛くないです」の繰り返しで少し閉口していた。 そのことに関しては、手術が非常に上手くいったこともあるが、SMIの目標設定が大いに役立ったと感じていた。手術前に主治医の先生より「手術前にリハビリをきちんとやって断裂した筋肉以外の筋肉を鍛えて、その残った筋肉で手が上がるようにしておくと、手術の時も、また手術後の痛みも大分押さえられるし、治りも早いです。」と言われていた。私はその言葉を信じ激痛でほとんど上がらなかった右腕だったが、手術の一週間前には完全に真上にまで上げられるようになっていた。つらかったが、「手術する前に手を頭上まで上げられるようにして、手術をやりやすい状態に持っていく」との目標を目指して励んだ成果だったと受け止めている。 ■楽しいリハビリ、楽しい病室 またそうしたリハビリがきちんとやれたのには、もう一つ理由があった。この病院でのリハビリが楽しかったのだ。リハビリを指導するスタッフも明るく、皆10年20年と勤めている人が多い。患者の質問に対しても的確な答えが返ってくれる。そしてリハビリ室はいつも笑い声が絶えない場所だった。SMIでも「病気や怪我の治癒力は積極的で前向きな人の方が劇的に上がる」という。正にリハビリ室はそうした場だった。 また、同じ病室で長く入院されている人より「リハビリの一番偉い人が、リハビリ室の掃除をしていましたよ。凄いですね」というのを聞いた。なるほど、この病院は居心地が良いと感じるのは、この病院ではリーダーシップがきちんと発揮され、マネジメントがきちんと機能しているからなのだなと思った。 そうした風土は病室にまで影響を与え、集まる患者にまで大きな影響を与える。私は結局、この2週間愉快な患者さん達とお腹がよじれるほどの笑いで毎日を過ごすことができ、本当に楽しい入院生活となった。病院という組織にあっても、スタッフのウエルビーイングが達成されていると、その幸福感がより良い風土を作りそれが患者に伝わりクチコミとなり、より良い成果へと繋がっていた。今回の入院を通して患者目線(お客様目線)でリーダーシップとマネジメントの重要性を肌で感じさせてもらった。 今回の入院と手術は、人生を考える上でも、マネジメントを考える上でも、とても良い経験となった。 SMI小杉 2023/4/29 ☆SMI雑感アーカイブスへ ☆ホーム・トップページへ |